ふれんど ジャケット

ふれんど-Friend / Yuruma

Released: 2026.01.02 | Produced by ぶんなん / Bunnan

楽曲解説 / Commentary

この曲のテーマはタイトルの通り「ともだち」です。ただ、ここで描いたのは「親友」とは少し違う、絶妙な距離感のふたり。いつも気づけば隣にいて、一緒にケラケラ笑い合っているけれど、互いの家がどこにあるかも知らない。そんな、あどけない幼き日の「ともだち」です。

曲の中でふたりは、引っ越しによって離ればなれになってしまいます。すぐに手紙を書くわけでもなく、そのまま月日は流れ、お互い別々の人生を歩んで大人になりました。大人になるにつれ、出会いは増え、思い出はいくつも塗り重ねられていきます。普通なら、いつしか名前さえも忘れてしまいそうなものですが……。ふとした瞬間、かつて共有した時間が鮮明に蘇る, そんな相手はいませんか?

この曲を聴き終えたあと、あなたの記憶の片隅にいる「あの頃の誰か」に、そっと想いを馳せていただけたら嬉しいです。

The theme of this song is "Friend," as the title suggests. However, it portrays two people with an exquisite sense of distance, slightly different from "best friends." They are always next to each other, laughing together, yet they don't even know where each other's houses are. Such were the innocent "friends" of early childhood. In the song, the two are separated by a move. Without immediately writing letters, years pass, and they grow into adults on separate paths. As we grow older, memories are layered over. Normally, one might even forget a name eventually... but do you have someone like that, where the time shared vividly returns in a sudden moment? I hope you'll think of that "someone" from those days after listening.

歌詞

『ふれんど-Friend』 唄/Yuruma 作詞/作曲 ぶんなん 流れ星をみたよ 君を思い出したよ 夏の夜を滑る 夢の痕みたいさ 流れ星をみたら 君に会いたくなったよ きっとこの気持ちがあればまだ "友だち"と呼べるかな 「アイツが憎い」とか 「キミはわかるヤツだ」とか 居場所をつくることに 必死な 毎日だったような あの日も教室で、また 君だけはただ 隣にいて笑ってた 家がどこかも知らないままで  風が止んだ、ふと足止めた なぜか名前呼ばれた気がした そんなことはないと わかってたのに 振り向く僕がいた 流れ星をみたよ 君を思い出したよ 夏の夜を滑る 夢の痕みたいさ 流れ星をみたら 君に会いたくなったよ きっとこの気持ちがあればまだ "友だち"と呼べるかな 星占いだとか 七夕のEtc... 聞いたわけでもないのに 瞳を輝かせて語る君 あの日は教室でただ うつむいて黙ってた 君が旅立つ日の朝 窓越し小さく手を振るだけで 雨が止んだ ふと空見上げた なぜか名前呼ばれた気がした そんなことはないと   わかってたのに 微笑む僕がいた 流れ星をみたよ 君を思い出したよ 夏の夜を滑る 夢のあとみたいさ 流れ星をみたら 君に会いたくなったよ きっとこの気持ちがあればまだ "友だち"と呼べるかな 君が好きな夏 僕が嫌いな winter 何度も僕の前を通りすぎてった 流れ星をみたよ 君を思い出したよ 夏の夜を滑る 夢のアートみたいさ 流れ星をみたら 君に会いたくなったよ きっとこの気持ちがあればまだ "友だち"と呼べるかな 流れ星をみたよ きっとこの気持ちがある限り "友だち"と呼べるかな 手紙でも書くかな 君の家はどこかな?
Lyrics Meaning: The song reminisces about a childhood friend whose house address was never known. Upon seeing a shooting star, memories of laughing together in the classroom and a small wave through a window on the day of departure resurface. It questions if those lingering feelings allow them to still be called "friends" and ends with the poignant realization that they don't even know where to send a letter.

作曲秘話:「君の家はどこかな?」 / Behind the Scenes

この曲は、僕の実体験がモチーフになっています。

小学校低学年の頃、いつも一緒にケラケラ笑っていた「目がパッチリした笑顔の似合うあの子」。4年生の時に学校が分離して離ればなれになり、遊びに夢中になる年頃、そう時間もたたずして記憶の隅に追いやられていたのですが……。

中学1年の正月、1枚の年賀状が届きました。そこにはたった一言、「元気してますか?」という文字と、あの子の名前。数年ぶりの便りが嬉しくて、すぐに返事を書こうとしましたが、僕は手が止まりました。

どこにも、彼女の家の住所が書いてなかったんです。

僕は他県の学校に進んでいたこともあり、彼女に連絡する手段を失っていました。結局、返事を出せないまま過ごした、あのもどかしい正月。。。

あれから一度も会っていないし、話しもしていません。それでも、あの子の名前と、小学3年生の時のままの笑顔は、今も鮮明に覚えています。

「この気持ちがあれば、まだ『ともだち』って呼べるかな?」そんな、ちょっと不器用で一方的な想いを込めて、この曲を書き上げました。

This song is based on my own real-life experience. In early elementary school, there was a girl with big eyes and a bright smile who I always laughed with. We were separated in 4th grade, and before long she was pushed to a corner of my memory. Then, on New Year's of my first year in middle school, a single card arrived from her. It just said "How are you doing?" but I couldn't reply because her address wasn't written anywhere. Having moved away, I lost all means to contact her. I haven't seen her since, but I still vividly remember her smile. I wrote this with the slightly clumsy, one-sided feeling of wondering if those lingering feelings allow us to still be called "friends."

ぜひこの曲を歌ってみてください / Sing This Song!

10 COLORS MUSICでは、楽曲を皆様の創作活動の彩りとしてご活用いただけることを心より歓迎いたします。
「歌ってみた」の制作やカラオケ用にオフボーカル音源を配布していますので、どうぞご利用ください。

At 10 COLORS MUSIC, we heartily welcome you to use our songs to add color to your creative activities. Off-vocal tracks for "Utattemita" (covers) and karaoke are available for download—please feel free to use them.
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